30 6月

「己を信じてカイロスを待ち望む」

我々の世界では、どんなことをするにせよ。「・・・しすぎる。・・・をやりすぎる。」ことには、要注意である。
例えば、自分のことを客観視できずに先のことを考えすぎて・・・焦りすぎる
それは、自らの病識をしっかりと踏まえていないこと、また、回復への道とは逆行することになりかねない。
心しずかに自分の心を鏡に反映させる余裕がほしい。
・・・何もそんなに急ぐことはない。・・・何もそんなに焦ることはない。
人生とは、「個」と「個」の間に差があるようでそうではない。
何人もどこかで、帳じりがあうような人生となっている。
その摂理におかれている我々であることを悟るべし。時として、遠回りしているように感じるかも知れないが、実は自分が思うほどでない。
実のなる人生となることを信じて、カイロスが来るまで待ち望みたい。

◎カイロス=特別な時(ギリシャ語)
※時間を刻む「時」は、クロノス